美浜「アメリカンビレッジ観覧車事故」と、それににまつわるエトセトラ
観覧車停止 12人全員救助 北谷アメリカンビレッジ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
22日午後3時ごろ「北谷町美浜のアメリカンビレッジ内にある観覧車が停止し、ゴンドラ内に人が取り残された」との119番通報があった。三つのゴンドラに12人が取り残されていたが、ニライ消防本部が午後7時ごろまでに全員救助した。
ニライ消防本部は、はしご車を使ってゴンドラ内に取り残された人を救助した。救助された人の中には小学生もいたという。ゴンドラが停止した原因は分かっていない。【琉球新報電子版】
さてさて、こりゃ大変な事故だなぁ…なんて思っていたわけですが
1.この真夏に、狭い密室に4時間も(しかも一番暑い時間帯に)閉じ込められた
2.大人なら「サウナ好き」な人も居るので耐えられなくもないだろうが、小学生も被害者の中に居た
なんか、パチンコ屋の駐車場で車内で密閉放置され、熱中症で亡くなった子供を思い出させますね…腹の奥の方ですごく嫌な感じがします
私も結構な沖縄フリークなので(10年来の)、メジャーな観光地は大体知っています
最近ではライカムのAEONモールとか…巨大なジャスコ(+テナントの集合体)なんですが…
やっぱアメリカなんですかね?「大きい事は良いことだ」的な何かを感じたりします(いや中国か?…とかいうと政治的なところまで風呂敷広げちゃいそうなのでヤメヤメ)
内地ならまだしも、台風の通り道になるこの島に「よく観覧車なんて作る気になりましたね?!」なんてうそぶいていたとかいないとか…(本気でそう思ってました。台風以外でも強風時や突発的な積乱雲系の雷様とか…割と痛い目に合っているみたいなのです、この観覧車は)
話し戻して
小学生がゴンドラという閉鎖空間、かつ、止まっちゃった…という事で「激蒸し」なところに4時間も閉じ込められたとなりゃ
「いい思い出ができたね!」じゃねーよ!って感じで、繊細な子供であればトラウマもんでしょう。
突風やら、雷様やら色んな自然の脅威にさらされるこの観覧車でしたが…
『止まってしまい、自力で脱出もできず、再開の目途がつかなかった』
(だから消防のレスキューが出動する事になった…と勝手に判断)
というまでの酷い事故の話は今まで聞いた事が無い。
管理会社でも変わったのかな?
変な言い回しになりますが「ハイリスク観覧車」なわけですから、一般の観覧車より「問題発生時対策マニュアル」はひときわ分厚かったのではないかしら?と…またまたかってに想像
作られて結構時間が経つ建物なので、その間に積み上げられたノウハウも独自のものがあったのは確実だと思います(直撃台風がぶち当たったこともあるでしょう…本当にハンパないですよ、あの破壊力は)
それでも今までずーっと、沖縄にある唯一の観覧車という事で自然の脅威と戦って来たはずで、トライ&エラーでトラブルシュートしてきたはずなんです
(そうでなきゃ、とっくに解体されて過去のものになってる筈)
なんていっても観光地ですから、資本や所有者も(盛者必衰の理よろしく)幾度も変わっていることは容易に想像できます。
経営センスが「出銭は徹底的に絞れ」とか「専門的なことはわからんから、専門会社にアウトソーシングしてしまえ」とか…まぁ内地では良くある話なので、沖縄は別!とは言い切れないでしょうね…
と言いますのも、この数年でアメリカンビレッジの建物内が閑散として(寂れた感じ?)ゴーストなんちゃら化してきているように感じた実体験がベースにあったりする訳でして…
「オーナー変わったのかな?」
とか
「店の経営が立ち行かないほど客足が減ったのかな?」
とか思って…
その延長で「観覧車の管理運営が変わったのかな?」という想像に結び付いたわけです
もひとつ、パッと見でわかる変化がありまして…
先ずはこちらをご覧ください↓
アメリカと言えばコカコーラ!異論は許さん!…と言わんばかりの
「観覧車ど真ん中の広告看板」です
「ずっと変わらなかった」事と、「絵的に凄くしっくりきてた」のでいつ、何があったのか?…いらぬ疑問を持ってしまうのですが
このセンター広告がいつの間にやら変わっていたんです
それがこちら↓
私の不勉強でしょうか?まったく見た事が無いんですが…どなたかご存知でしょうか?
少なくとも、大手日本企業や米国企業、はたまた、沖縄の企業のロゴではないと思われます(疑問に思うと徹底的に調べる性分なもので…)
・アメリカンビレッジ自体が廃れ気味
・観覧車自体はたまに止まったりはしてたけど、自力復旧(?)出来ないほどの運用支障をきたしていなかった
これらを
「もしかしたら、運営企業や管理会社が変わったせい?」
と思ったのはそういう訳です。
沖縄観光地で数本の指に入る、北谷の「アメリカンビレッジ」と、沖縄のランドマークともいえる唯一の「観覧車」
その一番目立つど真ん中にあった「世界が誇るコカコーラ社ロゴ」を外してまで、「で、誰?」というロゴ?に付け替えさせたのは…何者??
このマークの団体があの一帯の新しい持ち主さん?
(悪口じゃないですよ!…実際マジマジと見たんですけど…な~んか子供の落書きみたいだった(製作者様、怒らないでね!…いちパンピーの戯言ですから)…でも企業や団体ロゴというには洗練さを感じない代物だったのは確かです…だって、何を主張しているのか?、何を伝えたいのか?…モダンアート以上に不可解だったんだもん!)
なんだかしまいにゃ都市伝説っぽい話になってしまいましたが…(正体不明の団体があの一帯を牛耳ってる…的な)
でも、一体、アメリカンビレッジや観覧車に何が起きているのでしょうか?
次回、沖縄に行った時に、アメリカンビレッジの店子さんや、近所の事情通にでも聞き込みしてみようかな?と思っている次第です。
何はともあれ、事件に巻き込まれた子供にとって
「楽しい沖縄観光旅行」の筈が「密室サウナ状態での4時間という、一生モノのトラウマ」とならない事を心から願うばかりです。
あと…この事故が「管理面の問題」という、いわゆる「人災」でない事も祈るばかりです。
おまけ:
沖縄に観光客を増やそう!…という計画が…
「USJ誘致白紙撤回」に続き、従来からある観光地で有り得ないトラブル起こすような有様じゃあねぇ…
観光誘致計画がダメになり、従来の観光地でトラブル起きれば…沖縄の人にとっては「客足減れば落ちる金も減って」で貧しくなるばかりだと思うんですけど
いらぬナイチャーの余計なお世話といったところでしょうか?
おあとが非常によろしく無いようで